HDD殻割 冷却を考える リンク=メニューへ戻る

手元に、おなくなりになったHDDが3台あります。
IBM-DJAA31700、 QUANTUM-FBTM1700AT、 Seagate-ST32140A です。
いずれも2年以上オフィスで勤務していた、まあ天寿をまっとうした?ヤツラです。
で、資源ゴミになる前に解剖標本になってもらいました。
 
写真はSeagate。いずれも基本構造は同じ。今注目するのは殻=ケース部分です。これはまさにアルミ弁当箱。 側と底は一番薄いところが2mmくらいのアルミ一体鋳物ですが、フタは1mm以下のプレス物で、まったくのフタ。
HDDで発熱するのはスピンドルモーターと制御基板のチップでしょう。これらは底板に固定されています。フタに熱が伝わるのは、ホトンド内部の気体を経由して、です。すなわちHDDの冷却を考える場合、フタは度外視ということになります。

ちょうどIBM-DNES309170LWを導入しまして、5インチベイ取付け兼用として CoolerMaster「COOL DRIVE」というものを購入しました。側と底ダケの巨大ヒートシンクに吸気ファンが付いたもの。HDDはぶ厚い底板にビス止めします。側は接触していません。何か高野豆腐にシリコンオイル?を染み込ませたような厚さ2mmほどのシートが付いています。
「どーやって熱を伝えるんじゃい?」と取説を読む(見る)と、このシートをカットしてHDD底のモーター部分とチップに貼り付けろ。 !まさにそのとおり。


これダケ、ですがまさにコレダケが熱源です。 効果は?、えーと、もともと発熱の少ないドライブですし、えーと例によって定量的検証は苦手なので感覚的に「あった」ということで。
名実ともに一番ハードなパーツですから少しでも温度が下がる(ペルチェはダメですよ)のは良いことでしょう。

SMART DRIVEという完全に密封する遮音性を備えたものもありますが、吸気の補助と今更HDDの音くらい、という理由で選択しませんでした。ただ、これは確か緩衝・遮音・導熱材としてソルボセインを使っていたと思います。ぶにゃっとHDDの裏面に密着して熱をケースに伝え、結果大きな放熱面積を得るのでしょう。(完全推測)

また、一般に3.5インチベイに固定する場合、側にビス止めですね。このベイのシャーシからの放熱も期待できなくはありません。しかし、ここにシリコングリスを塗るのはちょっと・・

ところで、HDDはかなり突然おなくなりになります。前兆現象が認められたら速やかに新しいHDDを購入してクローンを作ることをオススメします。スキャンディスクは逆に物理的破壊を促進する場合もあります。当然、重要なデータは常にバックアップを。
(2000/1/12)


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